節約できない寿貧乏のご祝儀で借金

節約できない寿貧乏のご祝儀で借金

ご祝儀が重なったこと

属性1:年代 20代
属性2:性別 男性
属性3:職業 フリーター
属性4:住まい 東京都板橋区

結婚式の招待状。お金はどこから借りる?

僕は学生時代では目立つことが好きで、授業そっちの気でみんなを笑わせていました。学生時代は友達は多く、昔は勉強より遊ぶことが多かったです。社会人になり、地元の友だちと飲む機会も時々ありました。その中でも僕はみんなに対して、昔やった自前のギャグを披露して、社会人になってもとても充実していました。

勉強をしなかったせいでしょうか?親とはなかなかうまくやれませんでした。テストの点数を見せるのが怖かったです。その度に僕は毎回毎回怒られていました。将来の目標も何も見えなくて、親と価値観が合わなくなり、嫌気が差して僕は家を出ることにしました。人生楽しくいるだけじゃ無理なのかなぁと将来を悲観しはじめました。昔の明るかった自分では想像がつかないほど内向的になりました。

僕は18歳のころから一人暮らしをしていて、好き勝手に時間を過ごしていました。仕事をしては寝てビールを飲んで寝るのを繰り返していて、寝て起きては仕事の日々でした。このまま年老いていくのかなぁという気持ちで日々過ごしていました。お酒も手伝って、僕はひどく悪酔いしていました。

ある日、いつものように仕事を終えてゆっくりしていると、一通のメールが届きました。昔の仲の良いの友達(Cとします)からでした。「久しぶり、元気してる?実は結婚することになったんだ。招待状を送りたいので、住所教えて。」というものでした。慌てて僕はCに連絡を取りました。話は本当のようで、おめでたい事なので、迷わず参加することにしました。

結婚式の前にCと居酒屋で飲みました。他愛もない昔話に花が咲き、時間をわすれていろいろ語りました。「結婚式、よろしく頼むな。」とCに念押しされました。1人あたり5000円の飲み代でした。

結婚式の包むお金とその他諸々を借り入れして払う

一度他の友人の結婚式に参加したことがあったので、参加者の包む金額や服装・マナーなどは一通り理解はしていたつもりでした。Cの結婚式には3万円を包みました。式はとても盛大に盛り上がり、僕は式の演出で涙する一面もあり、呼んでくれて本当に有難うと思いました。二次会も参加して、CとCの奥さんから幸せをたくさん分けてもらいました。

ただ自分自身を見つめると、完全に喜べなかった事情がありました。Cに包んだお金、式の前の居酒屋の飲み代、二次会の費用は預金から降ろしたものではありませんでした。お金が足りないと、プロミスで引き出して支払いました。使い道が自由で、気軽に降ろせるので、ちょこちょこ利用していました。

僕はご祝儀袋の中のお金が借金したものと思うと、おぞましい気持ちになりました。幸せを願う気持ちと、借金をして参加するなんて、みっともない気持ちが交錯して、自分がよくわからなくなっていました。

給料が入ってはすぐ好きなことに惜しみなくお金を使っていました。貯金などしたことがありません。一度家計簿をつけてみようかと思い購入してみましたが、三日坊主で挫折してしまいました。そんな情けない自分を振り返ると、幸せの絶頂期のCとの距離が段々遠ざかっていくような気がしました。

その2週間後に、今度は別の友人の結婚式の招待状が届きました。
これも仲のよい友人(Dとします)からでした。同じように式の前にDに会って居酒屋で他愛もない話をして、Dの結婚式でご祝儀を包み、2次会に参加しました。

僕は一ヶ月に二度結婚式に参加したのです。
会場までの交通費を含めると一組の結婚式に参加するのに5~6万円かかっていたので、2組だと10万円以上かかりました。何で同じタイミングなんだよと自分の部屋の壁に言葉をぶつけていました。嬉しくも辛い難しい気持ちでした。

結婚式当日はとても充実した一日だと思いましたが、1日1日と時間が過ぎていくたびに現実の生活が待っています。今月はもうこれしかお金がないんだと一人ぼっちの部屋で失望していました。参加を断るわけにもいかず、選択肢としては借りるしかなかったのです。

何をするにもお金がかかることを恨んだりもしたことがありました。僕は結婚など無理なのかなぁ。と悲観的になりました。気がつけば学生の頃の明るさは姿を消していました。お酒を飲む量も増え、僕はぶくぶく太るようになりました。

しばらく自堕落な生活が続きましたが、もうこんな考えはやめようと思うようになりました。早く結婚したくて、女の子に媚を売ってみたり、しまいにはデレデレしていた時期もありました。今思うと自分が気持ち悪くてしょうがなかったです。

とりあえず結婚の事は忘れて、今は仕事に励もう。そう決意した時から僕の人生は好転しました。脇目も振らずに働き続けた結果、体を動かす仕事だったので体型は元に戻り、後に僕も生涯のパートナーを見つけました。そして、半年ほどの交際期間を経て結婚しました。僕も奥さんもお金がなかったので、役所の入籍だけ済ませました。友達には申し訳ないと思っています。僕らの結婚は非常に質素でしたが、今は幸せです。これからも二人で力を合わせて辛かった日々を乗り越えていこうと思います。

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